傾聴の基礎知識記事一覧
傾聴とは?
傾聴とは、相手の話をじっくり共感的に聴くことです。カウンセリングやコーチングでは、傾聴スキルは基本中の基本のスキルです。人の話をただ聞くのではなく、相手の話に対して、全力で理解しようと積極的に耳を傾け、共感をすることで、相手と開かれた関係を作っていきます。傾聴は、相手が話したいことや伝えたいことを一...
傾聴の効果
今、なぜ傾聴スキルが求められているのか?企業、家庭、社会、教育など、あらゆる分野で「傾聴」が注目されています。それは、他のコミュニケーションスキルと違って、「安定した効果」があるからだと個人的には思います。その効果とは、1、話した側がスッキリする。「話して良かった」と思ってもらえる。2、話した側が自...
傾聴の勉強法・練習法
傾聴の勉強法や練習法は、実にいろいろなやり方があります。大きく分けて、「独学」「通学講座」「通信講座」です。そのメリットデメリットを見ていきましょう。1、傾聴を独学で学ぶこのご時世ですから、傾聴を学ぼうと思ったら、独学でも学べます。教材は、書籍がもっともポピュラーでしょう。「傾聴 書籍」で検索すると...
傾聴を学習するときの注意点
ここでは、傾聴を学習するときに気をつけなければならないことをお伝えしましょう。まず傾聴は、剣道とか柔道とか書道とか華道のように、「道」と捉えるのが大切です。どういうことかと言うと、多くの場合、傾聴スキルを学んだら、「これで傾聴をマスターした」と思いがちになってしまいます。が、傾聴は奥が深く、相手のこ...
傾聴を身につけるには?
傾聴を身につけるには、知識の勉強と実技の訓練の両輪で学習するのが大事です。知識の勉強は、傾聴について基本を学び、ポイントをおさえた学習をするといいでしょう。傾聴の知識については、たくさんの書籍やネットで情報が得られるかと思います。傾聴の実技訓練は、学んだ傾聴の基本を実際にやってみて身につけていくのに...
傾聴の2つの学び方 その1 プロになる
傾聴は実に使えるパワフルなスキルですが、「なぜ傾聴を身につけたいのか?」という傾聴を学ぶ目的を聞くと、大きく次の2つに分かれるかと思います。1、コーチやカウンセラーなど、プロになるために学ぶ2、仕事やプライベートやボランティアで活用するために学ぶ傾聴を学ぶ目的が違うと、それぞれの目的に合った学び方を...
傾聴の2つの学び方 その2 仕事や日常で使う
前回から、傾聴を学ぶ目的で2つの学び方に分かれるという話をしております。今回はその2番目の解説です。2、仕事やプライベートやボランティアで活用するために学ぶ傾聴をどの程度活用したいかにもよりますが、コーチやカウンセラーなどの傾聴のプロになるわけではないなら、傾聴のポイントや基本的なスキルを素早く学べ...
聞き上手になるには?
聞き上手になるには、「話さない」ことが大切です。「え? なに言ってんの?」と思わずに聞いてください。聞き上手になるための第一の関門は、「話したくなるけど話さないこと」なのです。この「話したくなる」には二種類あります。一つは、自分が得意な話題なので、スッキリしたいがために、「話したくなる」こと。もう一...
傾聴スキルは難しい?
傾聴をスキルと捉えると、「きっと難しいんだろうな〜」と思われるかもしれませんが、傾聴はそれほど難しくありません。もちろん、個人差はあるかと思いますが、コミュニケーションがよほど苦手でない限り、すぐに傾聴を実践することはできます。こういうと、カウンセラーの方などから、「そんなに簡単なものじゃないんだよ...
傾聴力を講座に通わずにアップする方法
前に、傾聴スキルを習得するのは難しくないという話をしましたが、今日は、それを証明してみたいなと思います。傾聴力をアップする次の便利ワードを試してみてください。それは、「わかるよ」です。この言葉を相手の話の要所要所で使ってみるのです。もちろん、「わかるよ」だけでは不自然になりますので、「わかるわかる」...
傾聴の本質
今日はいきなり核心の話です。釣りは、「鮒に始まり鮒に終わる」と言いますが、傾聴も同様に最初から最後まで忘れてはならないことがあります。そう、傾聴の本質です。どのようなスキルを学んでも、どのようなテクニックを使っても誰と話していても、どんなシチュエーションでも、この傾聴の本質だけは絶対は忘れてはいけな...
人の話が聞けない人という方へ
人の話が聞けないという方は、傾聴を学ぶと多くのことが改善します。というのも、人の話が聞けない方は、●ついつい自分が話の主導権を握り、話してしまう●イライラして相手の話をさえぎってしまう●早合点してわかった気になる●結論を早急に出したがる●自分が答えを持っているのですぐに教えたくなるなどのいずれかの特...
傾聴の意味
傾聴の意味を辞書で引くと、「耳を傾けて、熱心に聞くこと」と書かれています。よく、傾聴の「聴く」は、なぜ「聞く」ではなく、聴く」という字なのかと言うと、・「聞く」は、「音を耳で感じとる」「耳に感じて知る」など、 音を聞くといった意味合い・「聴く」は、「心を落ち着け注意して耳に入れる」といった意味合いが...
傾聴するときに持っておくべき重要な概念
カウンセリングなどにおいて、「傾聴」は、重要な概念を知った上で行う必要があります。今からお話する概念は、傾聴を学ぶ上でとても大切ですので、何度か読んでしっかりと理解してください。1、人間は、自分で成長できる力を持っているカウンセラーやコーチになりたがる人は、人を導きたいという人が多いですが、カウンセ...