傾聴の2つの学び方 その2
前回から、傾聴を学ぶ目的で2つの学び方に分かれるという
話をしております。
今回はその2番目の解説です。
2、仕事やプライベートやボランティアで活用するために学ぶ
傾聴をどの程度活用したいかにもよりますが、
コーチやカウンセラーなどの傾聴のプロになるわけではない
なら、傾聴のポイントや基本的なスキルを素早く学べる学習法を
取ることをお勧めします。
理由は、この場合、明確な目的が他にあって、
傾聴を学ぶのは、その目的を達成するためのほんの
一部分でしかないからです。
例えば、仕事なら、
・部下を導きたい、やる気にさせたい
・お客様の悩みを深く知りたい
・ライバル社よりも有利な情報を集めたい
などが傾聴を学ぶ目的として考えられますが、
以上の目的を達成するために傾聴を専門家になれる
くらい時間と労力をかけて学ぶよりも、傾聴のポイントと
基本的なスキルを学ぶだけでも、十分に効果を期待できる
からです。
つまり、「プロにならないのに、細かい知識やスキルを
お金と時間と労力をかけて勉強してどうするんですか?」
ということです。
なので、この場合、スクールでもいいですし、
通信講座でもいいでしょう。
時間があって、意志が強い人は書籍を何冊か
かって勉強するのでもいいかもしれません。
ただし、この場合、良くないのは、それぞれの勉強法の
良いところ、悪いところをきちんとおさえて学習しないと、
傾聴スキルが身に着きませんのでご注意ください。
面倒がりな方や意志が強くない方は、
体系的に学べる講座(通学でも通信でも可)を
受講することをお勧めします。
もちろん、費用対効果はきちんと考えてくださいね!
(目的にもよりますが、10万円以上かけるのはもったいないと
個人的には思います。)
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