傾聴ミニ講座 技法7 質問2 クローズドクエスチョン

傾聴ミニ講座 技法7 質問2 クローズドクエスチョン

傾聴の質問スキル続きです。今日は、クローズドクエスチョンに
ついてお話します。

 

さて、よく傾聴のテキストとかでは、
「オープンクエスチョンを使いましょう」
と書かれているので、誤解されることが
多いかと思いますが、「オープンクエスチョンの
方が良い」ということではありません。

 

例えば、話し手が緊張していたり、
まだ慣れていなかったりする場合、オープン
クエスチョンで「自由にしゃべってください」と
言われても困ることもあります。

 

そんなときは、クローズドクエスチョンを使うのも
有効です。

 

例えば、いきなり核心の話がしにくい雰囲気の
ときは、あえて相手が話しやすいトピックに絞る
ために、

 

「昔からずっとやっていることって何かありますか?」
とか、
「興味があることって何かありますか?」
というように質問することもあります。

 

その後で、
「○○について教えてください」と
オープンクエスチョンを使えば、相手が興味ある
トピックで、自由にしゃべってもらいやすくなるのです。

 

確かにオープンクエスチョンは、相手が自由に話せるので、
相手にとってストレスなくいろいろな情報を話してもらえたり、
たくさん話してもらってスッキリしたりするのですが、漠然としすぎて
無理やり感がでたり、話しづらかったりするので、そんなときは、
クローズドクエスチョンを有効に使うと効果的です。

 

それでは、練習として、クローズドクエスチョンを2、3回挟んで、
オープンクエスチョンに行くという流れを実践してみてください。

 

あまりわざとらしくないよう自然に質問することを意識してみましょう!

 

====================

 

傾聴スキルをスクールに通うことなく自宅で学ぶ!
動画と音声で学ぶ傾聴マスター講座はコチラ↓↓↓

 

====================