傾聴ミニ講座 技法6 質問1 オープンクエスチョン
今回学ぶ技法は、「質問」です。
質問は、傾聴にとって、かなりパワフルで
使えるスキルですが、同時に難しい技法でも
あります。
ここでは質問の基本スキルをマスターしていきましょう。
それは、「オープンクエスチョン・クローズドクエスチョン」
(開かれた質問、閉ざされた質問)
です。
傾聴をする際、「相手が話しやすいようにする」ことが
大切ですが、それを聴き手から働きかけて促すことで
話しやすくしていきます。
その働きかけが「質問」なんですね。
で、当然、その質問が悪ければ、相手は
話しにくくなるし、気まずい雰囲気が流れることに
なります。
この「オープンクエスチョン・クローズドクエスチョン」
を効果的に使うことにより、相手が話すのを促す
ことができるので、練習してみてください。
それではそれぞれ解説します。
1、オープンクエスチョン(開かれた質問)
相手が自由に答えることができる質問を
オープンクエスチョンと言います。
相手の答えが限定されたり、特定の答えのみで
答えられる質問ではない、ということですね。
例えば、
「○○とおっしゃいましたが、そのことについて
詳しく教えていただけますか?」
と相手に促せば、相手は自由に○○について
話せます。
逆に、
「○○とおっしゃいましたが、そのことは
・・・ということですか?」
と聞けば、「はい、いいえ」でしか
答えることができないので、相手は
自由に話をできないということになります。
すると、話の広がりもなく、情報もほとんどなく、
気持ちも引き出せないということになります。
次回は、クローズドクエスチョンについてお話していきましょう。
====================
傾聴スキルをスクールに通うことなく自宅で学ぶ!
動画と音声で学ぶ傾聴マスター講座はコチラ↓↓↓
====================