傾聴ミニ講座 技法4 気持ちを受けとめる
今日は、技法4 「気持ちを受けとめる」の解説です。
ここからちょっと高度になっていきますので、気を引き締めて
いきましょう。
「気持ちを受けとめる」とは、話し手が話しながら
感じている気持ちを注意深く受けとめ、伝え返す技法です。
この「気持ちを受けとめる」というのが難しいところは、
相手の気持ちが言語化されていなかったり、
言語化されていても、適切な言葉として話しているか、
わかりずらいところです。
だから、この技法は、見える言葉の部分だけでなく、
見えない気持ちの部分も感じとろうと努力をする
必要があります。
人によっては、このあたりが得意・苦手に分かれる
でしょうし、相手との意思や気持ちの疎通の問題も
あるでしょう。
よって、聴き手としては、最大限に注意を払って、
相手の気持ちを感じとろうとする努力を重ねて、
少しずつ磨いていくしかないでしょう。
ポイントは、
1、相手が表現している言葉に着目する
2、相手の態度、表情、声のトーンなど、言葉以外にも注意を払う
3、相手が気づいていない感情や気持ちも読みとろうと努力する
4、相手の立場に立って、自分ならどう感じるか想像する
5、感じとった相手の気持ちを、自分の言葉で簡潔に伝え返す
6、相手の気持ちがわからないときは、伝え返すときに軽い疑問形を使うと良い
例:「そりゃあ、つらかったんじゃないですか?」
7、相手の気持ちを聴いて、評価や批判をしない。あくまでもそのまま受けとめる。
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